2014年5月16日
天橋立「文殊堂出船祭」(7月24日開催)
智恩寺に残る伝説「九世戸縁起」を再現したイベントで、松明が灯された海上舞台の上で太鼓に合わせて金銀2頭の龍が舞う。クライマックスには打上げ花火もあがります。
■場所:天橋立智恩寺近辺
■時間:オープニング(地元子供会の踊りなど) 19:30~20:00
海上絵巻「九世戸縁起」 20:00~20:45
※21:00~21:20 一般の方も龍舞が体験できます
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「九世戸縁起(くせとえんぎ)」
太古の昔、「いざなぎのみこと」「いざなみのみこと」という神様が、日本列島、そして天橋立をお造りになりました。
この神様が出来上がった地上をご覧になりますと、悪龍が大暴れしていて人々が住む事ができません。神様たちは、毎日相談されました。
やがて、いざなぎのみことの申されますには、「何といっても、中国五台山におられる文殊菩薩こそ智恵第一の仏様で、昔から龍神の導師である。悪龍もきっと改心するであろう」と。
そこで神様たちは、五台山から日本海の荒海を越えて、文殊菩薩を丹後天橋立のこの九世の戸(天橋立)へお迎えされたのであります。
文殊菩薩は千年の間、この地でやさしく慈悲の心をもって説法をされました。
やがて改心して善龍となった龍は仏に帰依し、人々を守護することを誓ったのであります。